誤爆

 メールに返信しただけだった。

 送信ボタンを押してから気付いた。


 宛先、確認したっけな?




 返信メールを受け取った相手方の反応に

 確認すべきは宛先ではなく、

 本文であったことを思い知る。


 コピペされたのが

 妻への返信メールだったとは!



 代わりに謝罪せざるを得ない

 上司の顔を思い浮かべると

 今回のやらかしは、

 びっくりするほど不味かった。








  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る