エアコン 短編 もう遅い シリアス 後悔 追放

激 辛

ケチな私と奴隷騎士と奴隷少年たち

私は最近、自分の商売が大成功し


 「アンタ、そろそろ護衛を着けなさない。」


「護衛??」


 「じゃないと、アンタそろそろ暗殺されるとわよ」


「暗殺は嫌だね。でも護衛は高いでしょ。」


「高いけど命よりはマシよ。アンタただでさえ、その性格のせいで貴族から狙われやすいんだから」


ーーーーーーーーー

 そこで私は悩んだ結果格安で抑える為に奴隷を買うことにした。


 私はイケメンで強そう人を見つけた。


 「アンタ強いの?私の護衛してくれない?」


「俺は昔騎士をしていた。」


「マジで!」

 上に値段を見ると、そこには


 「安!!」

相場の半額以下なんでこんなに安いの?


「俺を買うなら条件がある。」


「条件?」


「後ろにいる子ども達も一緒に買ってくれ」

そこには、何人もの子どもがいる。しかもどうやら怪我をしているようだ。


 「俺にとってその子達は家族だ。家族を置いてはいけない。」


上を見ると他にも子ども達は値段が沢山貼ってある。かなり安い


 「でも奴隷を買うのにそんな条件ないわよ。」


 「俺だけを買うならその場で自殺する覚悟だ。」

なるほど、だから安かったのか。気に入ったわ、最高に。


 「良いわよ、みんな一緒に買ってあげる。」


 「本当か?」


 「じゃあ今から奴隷商に交渉を付けてくるわ。」


そして、私は奴隷商を呼んだ。


 「旦那、少し安くしてくださいよ。」


「今のが最安値です。訳ありで十分安くしております。」


「この騎士が欲しいのよ、でもこの子ども達まで買う分がないの。子ども達は私は要らないわー」

 商人にとっては奴隷達の食費等の維持費があるからタダでは済まない。普通の人なら怪我付きの子どもなどタダでも要らないだろう。


「おい何を言ってる!」

騎士が柵に力強く握りしめてる。


 「残念ながら、この騎士の覚悟は本物で本当に自殺も厭わないでしょう。」


「そうなのよねー、だからぁ。そのおまけの奴隷は買ったあと殺すはだからただにしてよ。殺すんだから要らないでしょ。」

 もちろん嘘だけど。

 

 「はぁー!お前悪魔か!」


「アンタ、これから飼われるかも知れない奴隷にいちいちうるさいのよ!」

私は強く叫ぶが騎士奴隷は


 「やめろ!もし子ども達を殺しみろ!俺も死ぬ覚悟でお前を絶対に殺す。」

ますます気に入っちゃうじゃないか


 「ねぇ良いでしょう。タダじゃなくてもすごく安くするだけでいいからぁー」


ーーーーーーーーーーーーー

  私は奴隷達を丸ごと、超最安値で買った。


「というわけで今日からよろしくね。」


「アンタ、本当に子どもたちを殺す気か?」


「嘘よ。」


「はっ??」


「それより」


私は子ども達に


 「お前、子ども達に何をする」


 「ポチッとな。」


「あああー」

 奴隷のお仕置きスイッチを押した。

  イケメンの痛がる声って良いわ。

 お陰で、周りの子供たちは怯えてる。悪いけど今は一刻も早くしてあげたいから怯えててね。


 「やめてくださいー、やめてー」

  子どもに惹かれてる。落ち込むは


「ああーあーたろぉー」


 「きみを治すんだよ。」


 「えっ?嘘?足が?」

子どものいい驚いた表情頂いたな。


「次はきみね。」


そして、私は次々と怪我を治していった。

  

 「お前は、いや主人はなんでこんなことを」


「えっ、普通に人助け?」


 「はぁー?それでこんな高いポーションを」


「あーこれね。私が開発した、ちょー低コストポーション」

これのおかげで私は命を狙われているんだけど。


 「ありがとう、ご主人様」「ありがとうございました」

次々と子ども達から感謝される。


 奴隷騎士はまだ不安げな様子だ。

 「すいません。まだ私にとってさっきの印象が残ってて」


「いいの、いいの。安くする為だったし。」


「あの失礼なこと聞きますけど、そんな凄い物を開発したら、金なんて有り余る程あるんではないでしょうか?」


「まぁね。でも私はすぐにこのお金を使う予定なの?」


「それは一体なに?」


私は子ども達の笑顔を見る。


 「子ども達の笑顔の為、このポーションを開発したは2つ理由があってね、一つは子どもを直して笑顔にすること。2つ目は子どもの奴隷を沢山買って、多くの子どもを助けること。」


 「!!!その為に」


「ご主人様、優しい!」「そんなポーション作れるなんて凄い」


「でしょ、でしょ、ご主人様は凄いのよ!」

 私はドヤ顔を決める。


子ども達を見ているといつのまにか泣いてる騎士がある。


 「私、は多くの傷つき亡くなる子どもを見ました。」


「・・・」

私のいた町も酷かったな。子供を奴隷にしたりとか、


 「私は国の命令で子供を攫うように命じられました。ですが私には出来なくて逆らって奴隷になりました。」


 もしかして、私の恩人さん?


「こんな主人のようなは人が沢山いたら、もっと沢山の子どもが救われるのに」


そして、奴隷騎士は騎士のようにしゃがみ私の手にキスをして忠誠をした。


 

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