第六言

 お前はいつも他人に何がしたい?とか、何がいい?とか、”僕は何がしたいのか”という質問をされると、いつもそこに”自分”はおらず、こうしたほうがいいとか、こっちのほうが諍いなく進むといった思考で考える。いつもそこにお前自身はいないんだ。なぜなら、お前の本質は虚無だから。どれだけ分厚くて広い物で覆ったとしても、必ずそういうところでぼろが出る。


                             20240606 苦しい

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