第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト【短歌一首】

@kotobanokioku

歳月が視界を曇らせ錆びてゆく 世界はこんなにも晴天で

今年で25になりますが、感動・気付きと言うものは日常から離れたところにあるものだなぁと感じるようになりました。例えば知らない土地を旅行したり、食べたことないないものを食べてみたり。

でもふと日常に目を向けると感動・気付きはありふれています。お散歩する時、コーヒー飲んで音楽を聞く時、布団に飛び込む時。


歳月を重ねる中で日常生活に幸せを見出す頻度(というより真新しさを感じてわくわくする気持ち)が少なくなることは仕方ないのかもしれません。でも今の生活に目を向け、自ら関心を持つことで世界はこんなにも新鮮で美しいものだと再確認しました。


曇った視界を拭い取り、いつまでも世界に興味を持ち続けられますように。

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