第12話:え〜そんなの覚えてない〜。
麻美子ちゃん「嫁」と付き合ってた時、会社の同僚と同僚の友人の女の子たちと、
山の家にキャップに行こうってことになって・・・で、僕は山の家なんかより
麻美子ちゃんとのデートのほうが大事だったんだけど、親切に誘ってくれてるのに、無下に断るのも悪いと思って、麻美子ちゃんに行ってもいいか、お伺いをたてた
んだけど、女の子が来るキャンプなんてイヤだって麻美子ちゃんにスネられて
しまって・・・。
本当なら麻美子ちゃん同伴ってのが理想なんだけど、なんせ麻美子ちゃんは
まだ女子高生だったから、お泊まり厳禁、彼女の親が許してくれない。
同僚には行くって言ってあるのに今更、行けなくなくなったなんて言えないわけで、
麻美子ちゃんを、なんとかなだめすかしてキャンプに行ったんだけど・・・。
その話を結婚してから、こんなことがあったの覚えてる?って麻美子ちゃんに
聞いたら・・・
「え〜そんなの覚えてない〜、ちぇ〜んちぇん覚えてないす〜」
って言われえて・・・僕はしっかり覚えいてるのに・・・自分はあれだけスネて
人を困らせておいて覚えてないのかよって思ったら・・・
「そう言や、ごめんねって言ってチーズケーキ買って来てくれたよね〜」だって。
ちょ待てよ「キムタクふうに」・・・覚えてるんじゃねえかよ。
つづく。
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