田水張る祝う宴は夜もすがら

田水張たみずはいわうたげもすがら」


その季節きせつ初夏しょか、5月終わりころ:我が地域ちいきですが)

んぼに水をるころになれば、かえる大合唱だいがっしょう


そんな風景ふうけいそのままでございます。


ちなみに「夜もすがら」は「夜通よどおし」「一晩中ひとばんじゅう」という意味です。


蛙は、特に大合唱は、夜から早朝そうちょうすずしい時間じかんによくいています。私のみみおぼえているかぎりでは、日中のあつ時分じぶんには鳴いていない印象いんしょうあります。


今年も豊作ほうさくねがうような。

蛙にとってはこいの季節でありますが。

蛙の大合唱をくと、無事に田に水を張れる、田植たうえの時期をむかえられた、そのよろこびのようなものも感じます。

みのゆたかではありますが、諸所しょしょ災害さいがいの多い国ですから、日本は。

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