自作小説が原作の歌詞

「私は旅に出る」

私は旅に出る 亡き君を探しに


私にはとても愛してる彼女がいた

でも君は虐められてたみたいだ


君は死んだ 知らなかった 

死にたかった 生きなくちゃ

君との思い出を巡りに行く


どんな場所を巡っても

君はいない いない いないけど

どんな場所を巡っても

君の笑う 顔と 声が聞こえる


君と出会ったのは確かこの公園だった

俯く君に声掛けたのが始まり


声が響いた 半透明の

君が見えた 抱き締めたい 

君は少しずつ透明になる


抱き締めても触れられない

君に触れたい 泣きたい 痛いけど

愛してるとそう告げた

君が消えた 見えない 君に会いたい 


強い風が吹く 屋上柵を越えて

私は旅に出る 君がいる場所へ


《原作》

『「百合色の花束」~百合ショートショート集~より・第三輪「私は旅に出る」』

https://kakuyomu.jp/works/16818093073156939281





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