第2話 知識
見つけて欲しい
けれどもきっと私には
足りないものがあるから
見つけてもらえない
今からでも私は
何者かになれるのかな
何者かになろうというのは、おごり、驕りかな。
組織の中で認められなければ、影響力は持てないらしいよ。
「いいね!」が大事。実績が大事。結果が大事なんだって。
声を集めて、味方を作って、計画的に異質な他者にならないと。
多くの人と繋がっていないと異質になった時点で排除されるんだってさ。
共感されない物語は読まれない。
「いいね!」
誰かの声か。
幻聴か。
私は想像できなかった。
「いいね!」「いいね!」「いいね!」「いいね!」「いいね!」「いいね!」「いいね!」「いいね!」「いいね!」「いいね!」「いいね!」「いいね!」
私に足りなかったもの
人の脆弱性、動物性、集団性、人間の知識
私が捨てなければならなかったもの
驕りと諦め
あいた両の手は何がため
工藤 勇一 | 著者ページ
https://toyokeizai.net/list/author/%E5%B7%A5%E8%97%A4+%E5%8B%87%E4%B8%80
平川理恵|プロフィール
https://www.hmv.co.jp/artist_%E5%B9%B3%E5%B7%9D%E7%90%86%E6%81%B5_000000000257747/biography/
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