第84話レベル50とフローリ様
朝飯を食べるためリョウを、女将さんにさんに預けて食堂の席に着くと、可愛いウエイトレスさんが料理を運んできてくれる。
堅いパンと、コーンスープに骨付き肉がでてきて、肉は骨付きが1番美味いって本当だなと思った。
裏庭で5つの型からの、素振りをやっていると左でドムもライラも素振りを始めていて、リョウも前後左右に高速移動する訓練をしている。
右では、フランとマリアが体術の型の確認と、体の使い方と組手をしていた。
昨日の、戦いで青いつばさのメンバーは全員が、レベル50に上がっている。
心の中でステータスオープンと念じる。
【名 前】 アーム
【種 族】 人間
【年 齢】 18歳
【職 業】 魔法剣士&ティマー
【レベル】 50
【体 力】 3000
【魔 力】 2000
【攻撃力】 2250
【防御力】 2250
【機動力】 2000
【スキル】 アイテムボックス(中) 鑑定(初級) 翻訳 テイマーレベル3
アルパ流剣術レベル4 女神アルナの加護
解体レベル4 調理レベル3 気力レベル4 索敵レベル3
火魔法 レベル2
水魔法 レベル4
生活魔法 火 水
料理当番を、真面目にやっていたおかげで調理レベルが3に、火魔法がレベル2に上がってくれた。
(ご主人様、やりましたね立派な料理人です)
ありがとうって、違ーう俺は魔法少女じゃなかった魔法剣士だ。
(良い、1人のり突っ込みです。成長しましたね)
やかましい!
そうこうしていると、宿屋にシスターメリーがやってきたので、皆で冒険者ギルドに行くことにする。
2番窓口の綺麗な狐耳受付嬢さんの所に並び、ワイト93体とワイトキング1体の討伐報告をした。
お金は、解体窓口でと言われたが、特別依頼を良く解決してくれましたね、換金が終わったら私と、ギルドマスターところに行きましょう。
解体窓口の所に行き、ワイト93体とワイトキング1体をお願いします。
集計すると、ワイトは1体金貨200枚で合計で金貨18600枚で、ワイトキングは1体金貨12000枚。
全ての合計で、金貨30600枚で今回は6人で均等配分にすると、1人金貨5100枚になった。
換金が終わると、綺麗な狐耳受付嬢さんに連れられて、2階のギルドマスターの所に行くと、35歳ぐらいの男性のギルドマスターを紹介される。
「君たちが、特別依頼を解決してくれたのか」
「青いつばさの、リーダーのアームといいます」
「ギルドマスターの、マルスだがワイトキングを。よく倒せたな」
「強敵でしたが、シスターメリーの協力で。なんとかなりました」
「この件を、相談していた方と連絡用の水晶が。繋がったんだが」
青いつばさの、メンバーとシスターメリーのが、ワイト達を倒してくれたと伝えたら、直に話したいとの事だ。
この、連絡用の水晶は各ギルドのギルドマスターと、Sランク冒険者達だけが持っているものだと教えてもらう。
「アームよ、久しぶりじゃなワイトをよく倒した」
「フローリ様じゃないですか、お久しぶりです」
「わし自ら、王都のノクトと協力して。王都教会の対アンテッド用のシスター部隊を率いて。討伐に向かうところじゃった」
「それほどの、敵だったと言うことですねおばあ様」
「そうじゃ、フラン達よあまり心配させないでおくれ」
「アーム達を、責めないでやってください。おかげで敵討ちが出来たのです」
「責めてはいない、心配しただけじゃシスターメリーよ。よく頑張ったな偉いぞ」
いつも1番上で、褒められたことの少ないシスターメリーが、雲の上の人の言葉にあまりの事に、泣き出してしまう。
ノクトの、護衛で王都教会からそちらの教会孤児院に、応援のシスター2人を送らせるからと、フローリ様が言う。
「フローリ様、応援を送って頂いても。教会孤児院は燃えてしまってます」
「建て替えれば、いいだけじゃアームよ稼いでるし寄付金。出してくれるよな」
「はい、俺は金貨10000枚を寄付するつもりでした」
「私も、金貨10000枚出すわ」
「あたいも、スラムの子供達の面倒も見てくれるなら。金貨10000枚出すよ」
「あたしも、金貨10000枚を寄付するよ」
奴隷解放で、お金を使ったドム以外の、青いつばさのメンバーは各金貨10000づつ、合計金貨40000枚を寄付した。
シスターメリーが、アイテム袋(中)に金貨40000を入れ、これで教会孤児院を建て直せますし、当座の運営資金も十分ですね。
教会孤児院が、新しく建つまでBランク冒険者として、稼ぎますし応援のシスター達にも、冒険者として稼がせますが、寄付金は大変ありがたいです。
「そしてアーム達よ、エルンには港町から船で行くことになるが。孤児院出のキャプテンハルクを尋ねるが良い」
「それでは、俺達は旅に戻りますので。フローリ様もお元気で」
水晶の通信が、切れた後にもう一人のシスターと15人の子供達が、ギルドにお世話になってると知り、昼飯をギルドの訓練場で御馳走したいと、ギルマスのマルスに頼んだら、心地よく承諾してくれた。
ギルドの訓練場に、バーベキュー用意をして、シスター2人と15人の子供達に、ホットドックとクラムチャウダーと、そしてストロングブル肉を焼いて、食べさせると大変喜んでくれる。
俺達も、食事をとりエールやブドウ酒を、振る舞いドムは相変わらず、度数の強い火酒を楽しんでいた。
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