第80話魔物50体と上級冒険者の強襲
〖ご主人様と、フランが連名でレシピ登録とかイチャイチャするのも良いですが。皆がいる市場の居酒屋に戻りましょう〗
「馬鹿な事を、純粋にフランに料理を。手伝ってもらっただけだ」
「そうよ、イチャイチャなんてリョウも変な事を言わないでね!」
どこの、ツンデレかとも思ったが、まんざらでもなさそうなので、ほっとくことにして仲間との合流を、最優先にして向かう事にする。
リョウに、先導され市場の居酒屋海竜に入ると、ライラはいいけどドムは飲み過ぎキュアを、掛けてあげるからそこに座りなさいと、マリアが説教を垂れているとドムが、それだけはご勘弁をと縋りついていた。
「ただいま、マリアいい加減ドムを許してやってくれないか」
「おかえり、アームにフランそれじゃあ2人に免じて。許してやるね」
「皆、今日中に王都を出発するから会計を済ませてくれ」
リョウの先導で、冒険者ギルドの馬車置き場に皆で向かい、馬の世話押してくれているギルド職員に、料金を渡しドルンガと幌馬車を引き取り、マリアの手綱さばきで門番にギルドカードを、見せて東に旅立った。
晩飯の準備を、皆がしようとしたので今日は、俺とフラン作った料理を食べてくれと、トンカツとエビフライにキャベツを添えて、灰色パンとコーンスープを皆に出し、濃厚ソース掛けて食べてくれと出す。
「わしは、トンカツが気に入ったサクッと衣から。肉汁がジュワー出て上手い」
「あたいは、エビフライが好きソースをかけて食べると。プリプリしてて絶品だよ」
「あたしは、両方好きだけどちょっと油っこいわね」
そうだと言い、俺はアイテムボックス(中)から、レモンをだして切りこれを絞りかけたらいいと、エビフライにかけ実践して見せたら、ライラもレモンを絞りかけた。
「エビフライが、さっぱりして美味しさが増したわ」
「私も、好みによってかけると。美味しくなると思うわ」
料理は、ちょっとした工夫で美味しくなるから面白いわと、フランが言い皆もトンカツとエビフライの味に、堪能して美味しかったと語ってその日の晩飯は終わる。
旅は順調に進み、5日後にフェニが帰ってきて、フローリ様もエルザさんもシスターユリアも、感謝して食べますとの事を伝えて下さいと、言ってましたがシスターユリアから、バターとチーズ50個ずつ渡されてきました。
しかし、事件は7日後の野営の時に突然におきた、見張り当番のライラとリョウに、敵の襲来ですとたたき起こされる。
〖敵は、グール40体にワイト10体にその後ろに人間が5人です。もう少し近づけば人間のランクがわかります〗
「ライラとリョウが、前衛で俺とドムが中衛でフランとマリアが後衛」
「マリアは、幌馬車にプロテクション掛けた後。フランと聖魔法でアンテッド系魔物を出来るだけ減らしてくれ」
〖人間の敵、2人が接近戦のBランク、1人が死霊使いのBランク、1人が魔法使いのCランク、1人がヒーラーでCランクです〗
マリアが、広域聖魔法のホーリーレインと唱えると、敵のアンデッド系魔物の4分の3を一気に浄化して、あとはフランと一緒にホーリーアローで全滅させてしまった。
「接近戦2人を、ライラと俺とドムが倒す」
「死霊使いと、魔法使いとヒーラーはフランとリョウとマリアで倒してくれ」
ライラの、挑発を避けるように相手の剣士が右に大きく回り込んで、後衛を狙おうとしたので俺が立ちふさがり、1対1の戦いとなったが相手の左手にも、丸盾が装備されている。
「何故、俺達を襲う理由はなんだ」
「お前達は、怒らせてはいけない方の機嫌を。損ねたんだよ」
「同じ、アルパ流のようだが俺はBランクだ。安心して死ねばいい」
「どちらが勝つか、やってみなければわからないぞ。アルパ流を悪用する奴には負けない」
同時に、3の型からの上段切ですれ違うと、両方とも右肩口をきられていて、腕は互角かと思ったが。
何回か、切りあううち俺は焦りが出て一気に決めようと、5の型突きで気力を貯めて突きかかると、相手に2の型で避けられ右腕を深く切られてしまう。
血を流し過ぎ、気が遠くなるのを耐え最後に、渾身のウィンドカッターをくりだしたが、相手もウィンドカッターを打ち返してきて、俺は水魔法3だと自慢げに言うのを聞いて、俺は4だよ言いながら倒れこんだ。
ライラの前の、戦士は強かった斧の斬撃は、ミノタウロスの攻撃を遥かに超えていて、受け止めるのがやっとだったがドムの斧の斬撃が、戦士の斧に当たりひるんだ一瞬の隙に、ライラがストロングウェーブ叩き込み、相手を痺れさせる。
その一瞬を、逃さずドムが戦士に必殺技の烈火斬を、叩き込み勝敗を決めた。
フランが相対する、魔法使いの少女はファイヤーボールを連発してきたが、フランがみんなウォーターボールで相殺してしまうので、焦れた死霊使いがワイトを10体使役して、ファイヤーボール一斉攻撃を命じるが、マリアのホーリーレインで10体ごと浄化されてしまう。
敵のヒーラーの少女が、仲間にハイヒールをかけようとしたのを見て、リョウが雷を落とし痺れさせ、フランが魔法使いの少女とヒーラーの少女と死霊使いをまとめて、トルネードで上空に飛ばし落として骨折させ、アームが倒れてるのを見てマリアに助けてあげてとお願いする。
そして、全員がレベル47に上がった。
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