一日何編『蔦が這い、緑がしょげて除草剤』3分の1
朶骸なくす
「約束しようよ」#なくさずの詩より
あの日、聞いた約束は手紙の中に綴られ続けて、今日もお返しの手紙を待っている。スマホがある時代におかしいね、とは言ったけど、手書きのそれは美しく言葉も選んで書いたような消しゴムの痕が愛おしい。約束しようよ、お互いが嫌になるまで手紙を書こう。
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