第5話 休息日

ぼく「ねえ、ジャッカルさん!今日は哲学じゃなくて、ジャッカルさんと普通に話をしたいんだ!」


ジャッカルさん「そうだね。時々は頭を休めないと、疲れてしまうからね」 


ぼく「そうそう!あ、ぼく今日は紅茶が飲みたいな〜」


ジャッカルさん「じゃあ、アールグレイティーでも入れようか。フーも手伝ってくれるかい?」


ぼく「うん!…って、、ジャッカルさん、ぼくの名前読んでくれるの久しぶりだね!いつも"きみ"ばっかりだから」


ジャッカルさん「ふふ、そうだね。ごめんごめん。哲学に夢中になると、つい、"きみ"と言ってしまうんだ」


ぼく「ふふ、嬉しいな〜!…ところで、ジャッカルさんって、苦手な事とかある?なんか、何でも完璧そうだから」


ジャッカルさん「…」


ぼく「どうしたの?」


ジャッカルさん「…朝…」


ぼく「え?朝が…なに?」


ジャッカルさん「…ぼくは、朝起きることが苦手なんだ…」


ぼく「え!!」


ジャッカルさん「どうしても朝起きるのが苦手でね。いくら寝ても、起きられない。もう毎日、戦いだよ」


ぼく「ふふ、ちょっと意外だなあ。ジャッカルさんも、そうゆう所あるんだね」


ジャッカルさん「そうさ。何かいい方法ないかい?」


ぼく「ぼくは、目覚ましに大音量で情熱大陸の曲をかけてるよ!主人公になった気分で起きられるんだ!どう?ロマンある?」


ジャッカルさん「…それは、辞めておこうかな…」



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