第48話 何時までも続く楽しい日々

ホテルに戻って暫くすると、すぐに宴会場に案内された。


凄いな、この光景。


剣聖のリメルがワルキューレにしだれかかり、マリアンヌは堕天使に尽くすようにお酌をしている。


賢者のリリアに至っては子供の様に抱かれながら刺身を食べさせて貰っていた。


凄くカオスだ。


魔王軍と三職が楽しいそうに宴会をしているなんて普通は考えられないよな。


「リヒトくん! 行こうか?」


「そうだね、行こう」


俺ら二人は、その輪に加わる。


宴会は朝まで続き、皆は酔いつぶれていった。


◆◆◆


「リヒトくん……頭が痛ぁい」


「俺も少し痛いです」


「それで、リヒトくん、これからどうする?」


「暫く、此処で遊び続けて飽きたら、エルダさんの知っているトカゲの国を案内して貰えませんか?」


「トカゲの王様の国かぁ~暫く行った事が無いから良いかも……そうだね、行ってみようか?」


「お願いします」


「うん、それじゃもう数週間したら行こうね」


2人の楽しい日々はこれからも続く。



              ~取り敢えず おしまい~





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