第10話 初めまして

好きな人が移動する代わりに新しい社員が

私の店舗に来た。


若い人でかっこいいと噂されてて

少し楽しみだった。

好きな人の代わりに出来たらいいな、なんて。


店長から新しい人が事務所にいるから

挨拶してきてと言われ事務所に向かった。


ドアを開けると新しい社員が

「初めましてだよね!昨日移動してきました

よろしくね」と言ってきた。

「初めましてよろしくお願いします」と私も挨拶をした。


すると好きな人が入ってきて新しい社員に話しかける。一緒に監修をするみたいだった。


事務所から出る前に好きな人が 私の方に触れて

今日会おかと言ってきた。

私は笑顔で頷いた。


バイトが終わり携帯を確認した。

21時に迎えに行くと好きな人から連絡があった


1時間くらいしか無かったから急いで準備をした。


移動するからもう会えないかもしれない、

だからとびっきり可愛くしていこうと思った


駅まで10分程、好きな人との思い出の曲を聴きながら歩いた。


「おまたせ」「おつかれさま今日も頑張ったね」と好きな人は微笑んだ。


「今日はどこ行きたい?」「ホテルでしょ?」

「めずらし笑いいよ」


私の最後の抵抗だった。もしここで行かないよって言ってくれたら、、

まだ付き合えるチャンスはあったかもしれないのに。


ホテルに着き部屋を選んでお風呂に入ってベットに行く

いつもの流れでもう慣れた、

慣れたのに。 「どうした?」「え?」


築いたら私は泣いていた。

「なに、俺なんかしちゃった?」と言われて

余計に悲しかった。悲しかったし怒りが急に、


「私、どこがダメなの、、」感情が急に襲ってきて、


「私付き合えるって言われた日からずっと楽しみにして、会う度に付き合えるかもしれないって、、でもそんな気全然無いじゃない、! 私の気持ちで、遊ばないで、」


今までの不満が爆発した。






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る