第6話
「痛っ」
義妹に足を蹴られる。
義妹は完全に俺が襲ったと信じて居る。
ちなみに義妹の元の親は吸血鬼で、俺はたまに血をあげたりして居た。
「さっさと、血をよこせ」
妹はその体質のせいで外に出ることは出来ない。だから俺の血を飲むことは必須なんだけど、俺が冤罪になってから血を飲むのが嫌々、生きるために必死に飲む感じになった。
前は感謝しながら飲んでくれたけど、
「はい」
これも実はかなり痛い。
こんな俺を嫌って居る義妹だけど、流石に放っておくことはできない。放置=死だから。
「・・・ふん、ほんと、最低やろうの血なんかなんで飲まないといけないのよ」
もう幾ら言っても信じてくれないし、もう今更信じて貰おうと思わないから俺は否定をやめた。
ー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます