死神は 死にゆく私 迎えゆく ふと空に響く 夜の泣き声と

しにがみは しにゆくわたし むかえゆく よるにはきこえる きみのなきごえと


元案

 死神は 死にゆく私を 迎えゆく 夜には届く 君の泣き声が



死神……そうか、自分はもう死ぬのか……

でも、嬉しいことが一つだけ。

いつも自分に厳しく当たった人は、夜にずっと泣いていたのだ。

そうか、君は本当に私を思ってくれていたのか……


だから、どうか死神さん…… 

____どうか、私とともに『夜には聞こえる君の泣き声』も連れ去ってください

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