第22話

『しょうぐ〜ん!!』

シューヤの声が響く中ケンタが前に出る

『よし、やってやろうじゃねぇか!』

入ってきた扉と同様天井も高く広い部屋の正面に王座がありそれを守る兵が二体と王座を囲うように座る獣が一匹いた

【原初の兵:黒】【原初の兵:白】と表示される

『行くぜシュミハゼ!』ここまでくるのにケンタもシュミハゼしか残っていない

すごい勢いで白がケンタに突撃してくる

『瞬間移動か』

それを受け止めるケンタ、黒は弓を撃ちシュミハゼを狙う

それをかわしながら魔法攻撃で応戦する

戦いが始まりシューヤは何も出来ず見守る

ケンタと白は見た感じ互角でシュミハゼは押されている印象を受け、それをサポートしながら戦うケンタ

『ガウガウ〜』

ねこ丸の応援でバフが入る

白と剣技でぶつかり合うケンタ

黒は矢を投擲しシュミハゼを狙うがそれをさけながら詠唱を続ける

避けきれそうにない攻撃をケンタがカバーしたときに白攻撃がまともにあたり鎧が砕ける

『くっ、シュミハゼ!』

詠唱をし終えたシュミハゼが攻撃を放つ

《エターナルフレイム!》

黒に当たり倒れる、ケンタも渾身の力で技を放つ

《アルテイン・ゼロ》

白も倒れたがケンタもその場に倒れる

パチパチと拍手が聞こえてきた

〘よくここまできた、褒めてやる〙

王座にゆったり座っていた人物が立ち上がり数歩あるき【王獣】に指示を出す

《やれ!》

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