大綿津見と七人の神

大綿津見を海洋国である日本の代名詞とする。

すると大陸を渡り遙々、日ノ本へ。

始祖の教えを母国に置去り難を逃れやって来た神々の子孫が隠れ蓑にするにはうってつけ。

火を焚き鏡を祀る女王を初め、代々受け継がれる天皇のいる最東端の島国。


では七人の神を追って説明しよう。


先ず一人目は、言わずもがな我が国の象徴。

二千年以上に及ぶ血統を受け継ぐ天皇家。


そして続く二人目は、天の神の教えを最古に伝えたとされるヘブライの始祖、ユダヤの一族。


更に其の教えを布教しながら、聖なる処女懐胎から生まれたナザレの神の子イエス。


預言者ムハンマドより、絶体神アラーの教えを固く護る和平(スンナ派)のイスラム始祖。


加えて北方や西国の侵略に疲弊した我らが文明(綿文化や稲作)の父、古代中国皇帝の一族。


渡来人として二千余年も前から我が国へ渡航と国交を継承する高句麗の子孫。


新羅の圧迫から傾国に臥し国の存続を掛け日本へ亡命、将来の再構を託す百済の王族。



7という数字が文化的にも歴史的にも幸福の数として根強いのは、是等7神を秘かに護り継承し続けた結果に他ならぬ事実。

七福神は弁財天のみ女神。

つまり、女王の国を示唆し、神の子孫や王族を受け継ぐ国家的機密を、公に忍ばせ意識に刷り込むため、神道と仏教の概念から七福神を用いているに過ぎない。

七福神に姿を変えた方が日本国民の習慣へ浸透しやすいからだ。

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