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  • 檸檬への応援コメント

    「場所は中国でもこの煙害を起こしたのはアメリカ企業だよ。しかも事故を起こした技術者は日系人だ」
    非常に心に響きました。
    これこそまさに、「物事の表面でなく本質を捉える」ということだと、感じました。

    また、檸檬や梅干しなどの酸っぱい食べ物の効果というのは、私自身、科学的に見て眉唾ではなく真に存在するものだと考えているので、家族の行動は、理にかなっているなぁ、という読み方をさせていただきました。

    作者からの返信

    加賀倉 創作 さん

    コメントありがとうございます!

    環境問題が語られるときに、表面的な問題で終わることが多いよなと思い、入り組んだ経緯にしてみました。

    加賀倉さんは健康問題にお詳しいので、おっしゃるとおりかも。お父さんは手遅れっぽいですが、もしかしたら他の家族は無事生き延びるのやもしれません。

  • 檸檬への応援コメント

    檸檬で煤煙被害が防げるのは、長田くんが言っている通りに、迷信だと思います。
    19世紀の産業革命時代から、霧のロンドンと呼ばれていた当時の状況が、日本で起きている世界線のお話ですね。

    檸檬の酸っぱさがよく伝わってきました。
    ネットが普及しても、迷信に惑わされてしまうのは、ひとの性かもしれません。

    作者からの返信

    小津万実 さん

    コメントありがとうございます!

    確かに19世紀産業革命が連想されますね。その設定も魅力的ですが、もっと漠然と「終わらない無限のガス発生」みたいなイメージです。このへんはSFというよりファンタジーですね。

    おっしゃるとおり人の性について書いています。
    どれだけ文明が発達しても、そのへんは変わらない気がします。

  • 檸檬への応援コメント

    『檸檬』はお題なんですね。
    檸檬からこのお話を書かれる発想力に感服いたします。
    お話の中の悲嘆や、何とか希望を見出そうとする様子が上手く表現されていて、素晴らしかったです。
    ラストの不穏感は、読んでいて息苦しさを感じるほどでした。
    いつもながら、心理描写の巧さが本当に凄い!
    憧れます。

    作者からの返信

    @zawa-ryu さん

    コメントありがとうございます!

    お褒めに預かり誠に光栄です。
    コロナ禍での体験がだいぶ反映されているなと自分で思います。

    最初は暗い部屋で檸檬を食べてるイメージが出てきて、そこから肉付けをしました。

    心理描写は特に意識していなかったのですが、皆さんの数々のフィクションから影響を受け続けてきた結果だと思います。感慨深いです。
    誠にありがとうございます。

  • 檸檬への応援コメント

    レモンで外的要因による肺炎を改善させるのは、厳しいかな……お父さん……。
    極限状態にまで陥ってしまったら、藁にでも縋らないと正気を保っていられなくなるのが人間ですからね。
    本気にしている時点で、すでに正気ではないのかもしれませんが。
    背筋にゾクリとした余韻の残るお話でした。ありがとうございます。

    作者からの返信

    @kumehara さん

    コメントありがとうございます!

    まさに藁をもすがる状況の人々を描きました。
    確かにこの状況下にあっては人々は正気を少しずつ失ってあるのかもしれません。
    お父さんはもう……。

    どこか余韻の残る作品を作りたいと常々思っているので、嬉しい感想いただきました。
    ありがとうございます。