こころの積読本メモ

リードフォーアクション読書会 感想(2)

タイトル：続ける思考

著者：井上新八

　著者は年間平均150冊は書籍のデザインをしているというブックデザイナーの井上新八さん。

　多いときは年間200冊の仕事をこなしながら、毎日1冊本を読み（速読はしない、基本的にしっかり読みこむとのこと）、ゲームもするし、漫画も読むし、映画館で映画も観るし、ダンスもするし、写真も撮るし、夜は酒飲んで記憶もなくすという。笑

　継続と仕組化のすごさよ。

　質疑応答では本の内容についてだけでなく、ブックデザインについての質問もたくさん出てました。

　とてもざっくばらんなお方なようで、なんとも非常にたのしい時間となりましたよ。

　現代の世にあふれかえっている『○○思考』ですが、本作は自己啓発本というよりエッセイに近い語り口で、さらに目で見て楽しい、読みやすい工夫がすみずみまでいき届いております。さすがデザイナーとうなってしまいましたわ。

　わたしもそうですけども、つい『時間がない』となげいてしまう方におすすめの1冊です。