1分で読める、泣けて、感動ショートストーリー
莉音
コロナ
今は、新型コロナウイルスによって支配されている。
マスクで入学式。
「これで入学式を終わります。」
学校長の話が終わり、楽しい中学校生活が始まると、思っていた。
コロナでマスクではなさう同級生。
「へぇ。お前そういう顔なんだ」
「あつしも!」
「こらそこ!喋るな。」
2人は小さく頷く。
そして、迎えた卒業式。
あの時とは違い、みんなマスクをつけていない。
『生徒代表。』
俺はゆっくりとステージに上がる。
「まず、こうして同級生の皆さんと、マスクを外して笑い、話して、卒業式を行えたことにとても嬉しく感じます。マスクをつけ、コロナに振り回され、学校が閉鎖していた時期もありました。この学校のかつての先輩たちとは楽しめなかったかもしれません。合唱コンクールや、体育祭、文化祭などを行えなかったのは非常に残念ですが、こうして、同級生みんなで今卒業できることを本当に誇りに思っています。みんな一人一人、違う進路のスタートに立つと思いますが、このコロナに振り回された三年間でしたが、今一緒に卒業する仲間たちがいます。僕たちは決してい1人じゃない。マスクを外して、笑えることを、誇りに、そして嬉しく思ってください。これで終わります。」
スピーチが終わり、拍手が起こり、俺は、自分のせきに戻る。
「マスクを外して、自由に、、か。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます