「外は灼熱地獄、中は冬軍将」20240622

変遷する空の色に戸惑い体を震わす。川のような道を進むと、今度は鋭い日差しが肌を撫で傷跡をつける。よろよろと屋内へ進むと冬軍将でもいるのかと思うほどの冷気に当てられまた体を震わす。外は灼熱地獄、中は冬軍将。冬軍将の方が耐えられるか。まだ暖かさを感じる宿り木に留まり、しばし暇を潰す。

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