フエアネスといふ言の葉をつぶやきてわれに足らざる物を思ひつ
【読み】
フエアネスといふことのはをつぶやきてわれにたらざるものをおもひつ
【大意】
「フェアネス」(=公平性)という言葉をつぶやいて、わたしに足りない物を思ったことである。
【付記】
わたしは誰にでも開かれていることを理想としている。しかるに理想と現実は乖離するのが常なのか、タニシよろしくみずからの殻に閉じこもりがちである。
わたしに足りないものという意味では、公平性よりも人間味がより当てはまる気がしている。
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