第57話 ゴスロリ期の闇 少しサイコなメンヘラちゃん3
20代前半の女の子2人組とたまたまお茶してたことがありました。
翌日が友だちの誕生日だったので日にちも覚えてます。確か2月8日だったはず。誕生日プレゼントを探すついでにちょっとお茶をしたという感じでした。
フキネとノゾミというゴスロリファッションの2人組でした。
2人はそもそも、とある推しのヴィジュアル系バンドが共通してまして、ライブ会場で知り合ったと言ってました。
ノゾミのほうは美人でゴスロリファッションも気合いが入ってましたが、フキネのほうはすこしふっくらしててお魚のフグみたいな感じでした……ってわたしも酷いですが、フグネも酷いんです!
2回くらい一緒に遊びに出かけたくらいでした。
手を出すとか……いや手すら握ってません。
それなのに以降、しつこく彼氏になってくれと言われてました。
何度も断ってるのにしつこかった。
やがてストーカー化し、当時わたしのホームページがあったんですけど、そこの掲示板を荒らしたりもされました。
ものすごい稚拙な荒らしで、卑猥なこととか書き込んだり……そんな頭の悪いことするのなんて、フグしかいねーだろってことで、直ぐわかりましたが。
周りの人にちょっと心配されましたがその件はさほど問題はありません。
からだの関係になって、ポイ捨てし、それによりストーカー化するならまだ話はわかるってものですが、さすがに彼氏になってなんて言う子にはゼッタイ手を出したりしません。
なんもしてないのにストーカー化するとかほんと意味わからん。不条理。カフカの小説かよ。
フグネは特にメンヘラってわけでもありませんでした。
ただ、わたしにストーカーするようになってたから、心療内科に通院するようになってたそうですが(のちにそう聞きました)
まぁ、こっちとしては一切なんの反応もしなければ、次第に出没することもなくなりました。
やはり、そこは女性でさっさと忘れてはくれました。
ですが、次はノゾミです……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます