11月22日 えーとりあえず終わりました。
皆さんこんにちはぁ……ほしレモンです……。
終わりましたよ、ついに。
選挙活動終了です……!
ふー長かったぁ……。
結果が出るのは来週の月曜日、朝の時間です。
見るの怖い……。
そして皆さんも気になっているだろう立会演説会の様子ですが、これから私のやらかしたことも含めて語っていきますのでご心配なく~。
では、さっそくです。
まず第1の失敗は今日学校に行ってすぐ起こりました。
何をやったかと言いますと、原稿をなくしたんですね。
もう一度言います、原稿がっなくなりましたっ!!!
……といっても、なくしたのは、教室訪問の際に何度も読んだ、立候補理由などが書かれた原稿用紙1枚です。他の公約などについて書いた原稿は何とか無事でした。
そして、思ってしまったのだ。
「もうここは何回か言ってるし、覚えてるし大丈夫じゃない?」と。
そして、このときの選択を私はのちに大後悔することとなるのです――。
はい、では次々!
今日の立会演説会に対して原稿をなくしたというアクシデントが発生し、不安高まる一方で、時間はどんどん進んでいきます。
5時間目。
社会の時間でしたが、もう内容なんて頭に入っていませんよ。ごめんですが。
テストも控えているのに大丈夫か?という自分への質問は今回聞かなかったことにし、終わり5分前に演説の復習を開始しました。
すらすら読め、原稿なしでもはきはきしゃべることができ、準備は完了。
そして授業も終わり、友達(推薦責任者)と共に、体育館へ移動。
このとき、先ほども説明したとおり私が持っている原稿は公約の部分のみです。
最初の文が書かれた原稿はどっかいきましたから。
……そしてストーブで暖まりながら演説の練習をひたすら繰り返し、返事の声の練習も繰り返し、もうやり残すことはない!というくらいまで高めたのですが。
はじまります。
そして前の人が終わり、ついにわたしの出番になります。
ストーブのおかげか、体もかなり温かく、手も震えていません。
心の状態として、ただ一言「これは大丈夫!」しかありませんでした。どこからその自信が来るのか? わたしにしか分からないセンサーですね。
そして、演説開始。
右手には、薄っぺらい原稿用紙。
目の前には、人。人。人……!
このときも落ち着いていましたが、実は一つ気がかりなことがあったのです。
(これ声入ってる……? 聞こえてる……? マイクオンになってる……?)
ということ。
なんか響き方が変で、これ大丈夫か?と不安になってしまったのですよね。
それがいけなかったのです。そう、この考え事がいけなかった!
「わたしが立候補した理由は、二つあります。一つ目は生徒会長と――」
(間違えたーーーーっっっっ!!!!!)
「すっ、すみませんっ」
(やっちゃったーーーーっ! 何だっけ、えーと、えーと)
このとき私は初めて知りましたよ。そして身をもって知りましたよ。
頭が真っ白になるってこういうことなんだ、と。
今まで小説を読んできて、この表現は何度も見てきました。ですがこれをこんな形で知ることになるなんて……。
「ぜ、全校の皆さんの意見を――」
「とっ、とり――」
(これ、違う文だわ。何だっけ)
私はこのとき初めて知りました。人は焦ったらとにかく頭が働かなくなることを。
持ってきてないのに、その初めの原稿用紙を見ようと右手に目線を落とし――。
(ない。ない。ないんだった――――――――――――――っ!!!!)
シーンと静まり返る体育館。一人パニックになるわたし。
うしろから突き刺さる――大丈夫?という目線。
――いいえ、大丈夫じゃないです。誰か助けて。
……助けはもちろんいませんし、藁にもすがるような思いで右手を見たら、求めていた原稿用紙はなく。
まさに絶体絶命。背水の陣。万事休す。
そこで、人はピンチになると何かの力が発揮されることを知りました。
(ええい!こうなったら今ここで考えるしかない!)
「ぜっ、全校の意見を聞きながらっ新しいアイデアを提案しっ、さっ、様々な企画を行っていきたいと思いますっ」
……。
……その後、何とか噛まずに終わりましたよ。
それがせめてもの救いです。
席に戻って、一人悶々と考える私。
演説をもう一度頭の中で言うと、すらすらと出てくるのですよね。
(というか――)
先ほどの演説を思い出し、一人反省会を開く。
(立候補した理由が「全校の意見を聞きながら新しいアイデアを提案し様々な企画を行っていきたいと思います」ってどういうこと⁉)
終わり良ければ全て良し。どこが終わりだったのかは分かりませんが、礼は全身全霊を尽くしました。
後悔はあります。そして結果を知る怖さも。
でもどんな結果でも受け止める! そして、結果を見て、「やらなきゃよかった」とは思いたくない!
得たもの? そんなのたくさんありますよ。
今日部室で、後輩から――。
1年生たち 「○○先輩!」
私 「??」
1年生たち 「あのっ、選挙お疲れさまでしたっ」
私 「!!?? あっ、ありがとう……!」
1年生たち 「○○先輩に入れました……応援してます……!」
私 「エッ⁉ あっ、ありがとう……!!!!!!」
嬉しすぎますよ……。
結果を聞くのはすごく怖いですが……とにかくどんな結果でも受け止められます。
だって頑張った結果。全力を尽くした結果なら、きっとどんな結果でも受け止められると思うのですよね。
一段落したことだしっ、さ~カクヨムがっつりやりますかっ!
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