7月の日記

7月1日 「やっぱり情景描写って大切」っていう話

 今日から7月ですね!

 さっき間違えて6月って打っちゃいました(笑)

 7月かあ……7月って『The・夏』って感じがします。

 夏休みもあるし、結構好きな月かも。


 ―――――


 話は変わりますが今日、唐突に思ったんです。


「やっぱり情景描写って大切だなあ」と。


 なぜ急に「情景描写」に目を向けたのかと言いますと、それは今日ある本を読んだからです。


『夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く』(著者:汐見夏衛)


 知ってますかっ⁉

 知らない人は読んでみてください。絶対に後悔はしないと思います。


 ちょっとネタバレありで話していくので、読む予定で読んだことのない人は、サッと飛ばしていってください。





(左右を確認して)じゃあ、ちょっと『夜が明けたら……』略してよるきみの、情景描写のすごさについて語ります。


 まず、この本のあらすじを少し。

 マスクをつけて生活し、優等生を演じて生きてきた主人公茜。

 茜に対して『お前が嫌いだ』と厳しい言葉をかけた男子、青磁。


 まっすぐに生きる青磁と一緒にいるうちに、どんどんと打ち解けて……という話ですね。


 ある時、茜が自分に絶望し、ふらふらと校舎をさまよううちに、文化祭の期間で飾られている『美術部の絵』に出くわします。


 そこで見つけた、『光』という名の絵。


 まず、それを見た時の茜の心情と、その絵についての情景描写が恐ろしい程にきれいなんです。


 最初に読んだ時の感動。

 言い表せないほどの高揚感と余韻。

 本を持つ手が震えました。

 ページをめくる手が、止まりました。

 息をするのも忘れてしまいそうなくらいの文章力に、ただただ圧倒されました。


 一言で言いましょう、『心を奪われた』んです。

 実際にその絵は見たことありません。

 でも、情景描写だけでここまで読者を感動させることができる。


 それがすごい、と思いました。


 だからです。


 情景描写という武器を持った作品を書きたい。


 5000文字の小説、少し書き直します。


 それでも予定通り更新できそうなのでお楽しみに!


 それでは!


 明日への一言。

『失敗しても、そこからどう立ち上がるかで未来が変わる』




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