6月10日 国語クイズ!
今日は国語の時間に先生が不思議な問題を出してきたのでそのことをお話しします!
◇◆◇
プリントの解説も一段落した時。次の学習は文法と聞いていたのでその準備をし始めた私たち。
ですが、それを忘れたかのように、いきなり先生が何も言わず、黒板の空いているスペースに縦に5人の名前を書き、それをもう1列書きました。
そこに書かれているのは私たちのクラスメイトの名前です。
実際はこんな感じでした↓
※実際の人の名前を書くとまずいので、ちょこっと変えます。
あ、縦書きで読んでいられる方はほんとごめんなさい!
¦のところで別れている感じです。この際、名前の読み方は関係ありませんが一応フリガナふりました。
突然書かれていく名前に、自分の名前があるかないかを探しはじめ、ここに書かれている人はなんなのかを探します。
「なんだろー。先生のお気に入りリストでは?」
「もしかして、テストの赤点の人の名前……?」
「それはない。じゃあ逆に書かれていない人が赤点的な?」
ざわざわとする教室の中、先生がその真ん中の線で区切られた左側には『ある』右側には『ない』と書き足しました。
こ、これは……!
あるなしクイズ、だ!
みんなもわかったようでがぜんやる気が出てきた私と友達のY。
皆さんもぜひ推理してみてください‼
読者の皆さんに対するヒント、1つ目。
実際の名前ではなくてもいいということ。= 文字、漢字に意味がある。
ヒント2つ目。
名前の読み方は一切関係ないということ。
さあ、分かりましたか?
このときの私はまだ頭に⁇を浮かべていました。
ですが……先生が新たに付け足しました。
優衣 ¦莉奈
奏汰 ¦杏
歩 ¦ 玲央
優美 ¦陽奈
有希 ¦朱里
いま、・が付いている漢字に丸が付けられました。
これが、あるというチームのカギだということですね。
ここでわかっちゃった人はすごいです!
しかし、ヒントが与えられたにしては誰もわかったという声がしません。
先生は、少しずつ、答えを明かしていきました。
奏という文字の横に、ひらがなで『かなでる』、と書きました。
覚えていますか?
これが国語の授業ということ。
そして、この後おこなうのは文法の学習ということ。
フフフ、分かってきた人、いますよね?
さらに先生は付け足します。
歩の字の隣に、あるく。
そして――。
はい、ここでストップ。
ここでわかったら皆さんは私と同じレベル!
全ての答えを言う前に、私が解説します!
あるの方の漢字を見てください。正確には、・が付いている漢字を。
かなでる、あるく。
これ、実は漢字を単体で見て、それを訓読みで読んだ時に最後の音が「~う」で終わる、つまりウ段で終わっているのです!
それでは、ほかの漢字も見てみましょう。
有→有る→ある
そして、残りの優しいという漢字、訓読みでは……。
優→優れる→すぐれる
なるほど!と、みんなが納得していました。
早めに解けた皆さん、おめでとうございます!
あとは、その後にもちょっとした問題が出されました。
先生「優しい、の優は、ユウ、すぐれる、やさしい、のほかにも読み方がありますが、誰かわかりますか?」
え、優れると優しい、ユウの3パターンじゃないの?と、私と友達Yは困惑。
答えは、
漢字のちょっとした知識にどうぞ!
今日はちょこっと長くなりましたが、ここでおしまい。
今日の一言!
『いつだって諦めている人は、チャレンジしていない証拠』
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