050 侯爵様に丸投げしようよ
赤いプレートを見た責任者の顔色が、あきらかに変わった。
紅丸
「ここにいらっしゃる
黄庵
「ここは、モンテマニー侯爵の
青兵衛
「その
では、エメラルドドラゴンさんたちの休みを完全週休2日制プラス
責任者
「わ、わかった。
このことは、侯爵様には、
ルナ
「
責任者
「では、休みの件は
青兵衛
「それは、
責任者
「どういう意味だ。」
青兵衛
「休みの件を
「まあ、まあ、まあ。」
と
しかし、
ねえ、ルナ様。」
ルナ
「そうだね。
もう
ぜーんぶ、侯爵様に
どれくらいの
青兵衛
「たしかに、侯爵様がお考えになる金額は分かりませんからね。
責任者殿、差し出がましいことをしました。
申し訳ありません。」
黄庵
「紅丸さん、エスコートしてあげて!」
紅丸
「ルナ様?」
ルナ
「黄庵は、上品な言葉を使うよね。
でも、ボクが好きな表現はさ、
「ひったてい!」
だね。」
紅丸
「はっ、ルナ様。」
紅丸は、責任者を後ろ手に
ルナ
「係員さんたち、責任者さんが留守の間、どうしますか?」
係員A
「みんな疲れ切っていますので、このイベント会場は
ルナ
「青兵衛?
商売を考えると、どうすればいいのだろう。」
青兵衛
「ルナ様が
だから、従業員の方々は全員がショックで
という
エメラルドドラゴンさんは、目を
これだけ、そろえれば、
ルナ
「とても
係員さんは、どう思いますか?」
係員B
「ぜひ、その方向で、進めさせてください。」
係員たち
「やったー、ひさびさの休みだ。
寝て終わりの休日から
ルナ
「あのね、
みなさんが
係員たち
「はーい。」
ルナ
「ありがとう。
じゃあ、責任者さん、モンテマニー侯爵の屋敷に連れて行ってあげるね。」
責任者さんは元気が無かった。
ボクたちは、モンテマニー侯爵様の屋敷に行くことにした。
青兵衛
「ルナ様、モンテマニー侯爵とメクバール
ルナ
「さすが、青兵衛。
じゃあ、ろんろん
あれなら、お
紅丸
「あまいものは、お好きだろうか?」
黄庵
「あの
ルナ
「久し振りに、侯爵様のグレープジュースを飲みたくなったよ。」
☆ 033 青紫の
◇
ボクたちの家と店がある町に帰ってきた。
気が付けば、家を出てから、7日くらいが
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