第14話 お前が元凶か!?

翌日、俺はいつも通り学校に向かっていた。

勿論隣にはルカもいる・・・。


昨夜の事がまだ頭に残っている・・・。

まさか、ルカと初めての経験をしてしまうなんて・・・。

まだ手に感触が残っているようだ・・・。

初めて"おっぱい"というものを揉んだ感触が・・・。


「涼太!おっはよう!」


「へ!?あ、寺島か、おはよう」


「あ!寺島くん!アドバイスありがとうね!」


「え!?ま、まさか・・・ルカちゃん・・・ついに…」


なんだ!?ルカと寺島が楽しそうに話している!?


一体何を話してやがるんだ・・・?


「寺島くんがアドバイスしてくれたおかげで、私は大人の階段を昇れたわ!」


「え!?」


ちょっと待て・・・もしかして・・・。


「おい、寺島!」


「ん?どした?」


俺は恐る恐る寺島に話を聞いてみた。


するとどうだ・・・。


信じ難い真実を聞いてしまった。


「ああ、そうだよ!前に俺のエロマンガ貸してやったんだよルカちゃんに!」


「はあ!?」


「いつまで経ってもルカちゃん、お前との関係が進展しないって言われてな・・・俺はちょっとアドバイスしたんだよ・・・」


「お前が元凶かああああああああ!?」


怒りがMAXになるほど俺は激情した。

まさか昨夜のあの体験は寺島こいつ助言アドバイスが発端だった事がかなり許せなかった。


「お前な!おかげで俺はルカと一線超えそうになったんだぞ!!」


「いいじゃねえかよ!これでお前も大人に近づいたって訳で!」


「うるせえ!!」


「あはは!これで私、涼くんのお嫁さんに近づけたかな?」


吞気な事言いやがって・・・


これもう俺、どうなるんだよおおおおおおおおお!!


もう涙出てくるわ!!



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