第24話

お母さんでも、会うのが怖い。


今にも壊れそう。


「優、帰ってきてくれてありがとう」


「・・・」


「そして、黙っててごめんね」


「・・・」


「本当にあなたには一人にして、最低なことをしたと思っているは」


「・・・」


「だから、今度はやり直すからそのチャンスが欲しいの」


優は何を言っているか、何となくは分かる。


けど認識をしたくなくて、


怒りを抑えたくなくて、



この女の人は自分の母であり拒否をすると生きられないのは自分だ


「・・・」


「だからね、優。これからもお母さんで居させて欲しい」

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