義妹視点

お兄ちゃん、大丈夫かな・・・そういえば、今どこに居るんだろう。

しばらくあってなかったし・・・

お兄ちゃんに思わず嘘をついてしまった。

どうしよう・・・どうしよう

でも、言えない。私がしたこと言ってきたことなんて話せない

もう嫌われたくない・・・

本当はあの時もお兄ちゃんのことが好きで・・・でもあの時はそうするしかお母さんもお姉ちゃんも乗り気だったから・・・

「・・・私は」

ごめんなさい。お兄ちゃん・・・

お兄ちゃんだけに捧げたかったことを別な相手に捧げてしまった。こんな事実を伝えられないよ。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい