＞しかし、彼くらいしか動機のある人物がいないのも事実だった。

ここは違和感があります。
ここで言われてる動機は「被害者がファンなので、ストーカー的なことをされて殺した可能性」程度のことで、
仮定に仮定を重ねた話です。この論法なら誰にでも動機が作れます。

動機よりも「被害者の部屋にいた」点で第一容疑者という話なら理解できるので、そちらに話を振ったほうが納得できます。

推理小説的に真面目に考えるなら、逃げたとされる男の詳細な話とか、ホテルの廊下やエレベーターのカメラの映像証拠はないのか？（部屋の出入りを調べて裏を取る）くらいは欲しいところです。

＞男のファンがいてもおかしくはないだろう。強盗殺人だった可能性は十分ありえるのだ。

いやあ、十分にはないでしょう……
女性がホテル住まいならともかく、そんなお宝を旅先に持ち歩くとは考えにくいですし。女がホテルにいた理由をすでに調べてあって、ムウスのファンミーティングに来ていた、とかならそういう線も浮かぶかもですが。

＞「ズボンが赤くなったら、著作権法違反になるかもしれないのか！」

そういやそういうノリでしたw


遅くなりましたが、拝読。
推理小説的なロジックはイマイチですが、著作権ネタを
は斬新でしたし、オチまでそれで通したのは一本筋が通っていてよかったと思います。

まあ返り血だって理屈をこねれば回避する方法は思いつきそうですが、推理風味のギャグと考えればそこまで突き詰める必要はないでしょうし。
途中で指摘した細部さえ納得できれば、十分面白く読めると思います。もっとギャグ色を強めてもよかった気もしますが、ここは好みが分かれるかも。

発想の斬新さと論理的な物語構成を評価しつつ、細部の爪の甘さが惜しい、★2つとします。

ほほう。
殺人事件とは関係なさそうな著作権の話が続きますが、メタネタというか何とも奇妙な会話で面白かったです。ミッキーの著作権、そんな事になってるんですか。

というか私が知らないだけで、ミッキームウスが実在するのかと検索しちゃいましたが、ここが創作なのか！w　早くも一杯食わされた気分です。