(4)夢のあとさき
(長い長い夢を見ている
いつ終わるとも知れない夢を)
①
キラキラ光る思い出たちよ
それはまるで宝石のようで
風が風鈴 チリンと鳴らす
浮雲ながれる 縁側にひとり
トンボを追いかけ 走った土手よ
夕陽は今でも美しいままか?
あの子がほしい 花いちもんめ
もういいかい? まぁだだよ・・
紙飛行機は飛んだ
僕の思いをのせたまま
高い空へと どこまでも
はるか彼方へ どこまでも
②
ユラユラ揺れる追憶たちよ
それはまるで陽炎のようで
時の速さを気にかけながら
レトロなゲームを楽しんでいる
難しいことは分からないけれど
優しい気持ちを失くさぬようにと
鬼さん こちら 手のなるほうへ
もういいかい? まぁだだよ・・
夜行列車は走る
僕の気持ちをのせたまま
遠くの街へと どこまでも
スピード上げて どこまでも
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