十八回 地域の応援と奇跡の再現


銚子商業に7-1で勝った、俺たちはベスト8になった。上位八校をかけた戦いは以下の通りになった。

(茨  城)経教大筑波 1-13 南海大熊本(熊  本)

(兵  庫)姫路 商業 2-9 国信大信濃(長  野)

(北北海道) 北 明   7-1 銚 子 商 業 (千  葉)

(南北海道)北海大札幌 7-1 盛 岡 東(岩  手)

(山  形)昭和大山形 6-8x 山陽大広島(広  島)

一足に決めていた柳川と北九州大附と薩摩実業で八強が出そろった

 三鵜島先輩と大野監督がくじ引きを引きに行ってる間僕らは反省会を行った。

試合内容は、良くも悪くも接戦だった。

そして僕の一言にチームの皆が怒った

勉「僕が打力が無いばっかりに接戦になった」

〃「申し訳ない」

チームの皆「お前に打力を求めると罰が当たりそうだぜ」

と返してきた。チームが認めてくれる事にとてもうれしく感じた。

そして、反省会が終わり三鵜島先輩と大野監督が帰ってきた。

トーナメントは以下の通りなった。

1.薩摩 実業 (鹿児島)

2. 柳 川 (佐  賀)

3.南海大熊本(熊  本)

4.北九州大附(福  岡)

5.北海大札幌(南北海道)

6. 北 明  (北北海道)

7.昭和大山形(山  形)

8.国信大信濃(長  野)


試合表にすると

十三日目第一試合(佐  賀) 柳 川 vs薩摩 実業(鹿児島)

    第二試合(熊  本)南海大熊本vs北九州大附(福  岡)

    第三試合(南北海道)北海大札幌vs 北 明 (北北海道)

    第四試合(山  形)昭和大山形vs国信大信濃(長  野)


北海道勢同士の戦いになったがベスト4をかけて戦う。北海道勢で戦うのは北都大高vs北海大箱館と砂川vs小樽運河の二戦のみだ。

 これだけでも珍しいのに北北海道勢がベスト8に行くのは1992年の北都大鷹栖と1997年のオホーツク大附そして2004年の岩見沢実業の以上だけだ。ベスト4はいまだない。ベスト8になった時の主将であった大野監督は、感慨深そうにチームメイト全員に行った。

監督「お前ら、俺らを超える事は出来るか挑戦してみな!!」

そう高々に言った。三鵜島主将は、「監督を僕らが超えて見せます!!」と返すと監督は、「こいつ等ならやりかねないな」と何処か嬉しそうに言っていた。

 ベスト8をかけて戦う北海大札幌は、昨年準優勝して尚且つ甲子園最多出場していると強豪で北海道で北海大札幌に勝つと一目置かれるそれくらいの強豪だ。

 全力投球有るのみだ。自分の登板が有るかは、わからないが。

 最も声を出すだけだ!!

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