夏休みの過ごし方(2024/5/9)
「半透明の守護者 夜空と花火」より
金森「皆って夏休みはどんなふうに過ごしたの? 私は基本的に家にいたわよ。今年は遠足で海に行ったから、個人で行く気になれなくてねー。でも、BBQには興味があるわ。皆のSNS見てたら妙に焼きマシュマロ欲が増しちゃってね。カセットコンロでBIGなマシュマロを炙ったわ」
(ドヤ顔)
赤崎「MOTINで自慢してきたやつか。俺は普段通りだな。勉強と肉体の鍛錬、加えて日課のパトロールを行ったが。だが、そうだな、夏休みである分マボロシへの研究に多くの時間を割くことができたな。ただ、情報をまとめるのに時間をかけすぎてしまったからな。可能であれば、町や山、海、樹海など、いたるところへ調査に赴きたかった。来年、いや、別に休日に行けばよいか」
金森「山とか海とか、普通の所はいいけど、樹海とかホラースポットみたいなところはいかないわよ」
赤崎「ん? 別に一人で赴くつもりだったのだが。だが、そうだな! 俺たちは相棒! 一心一体のパートナー! 一緒に調査をするか!」
(ブラッドナイトが同調して鳴く)
金森「はぁ!? いや、私は赤崎がいつもみたいに誘ってくると思ったから言っただけで。一人で行くつもりなら一人で行きなさいよ!」
(墓穴を掘って顔を真っ赤にしている)
清川「ふふ、二人は仲良しだね。私は、今まではお家の中で出来る暇つぶしばっかりをしてたんだけれど、今年はたくさん外に出たよ。守護者さんと食材の買い出しに行ったり、博士の家に遊びに行ったり、お友達と花火大会に行ったり。初めての事ばっかりで楽しかったな。それに、守護者さんとたくさんおしゃべりできたから、今年の夏休みは全然たいくつじゃなかったよ!」
(ふわふわと笑っていて非常に嬉しそう)
赤崎「ふむ、俺も兄さん以外と花火大会に行ったのは、随分と久しぶりになるな。ブラッドナイトに至っては花火大会そのものが初か」
(ブラッドナイト、ニャムニャムと毛繕い)
守護者「私も今年は寂しそうにする藍を眺めているばかりの休みにならず、とても嬉しかったですよ。藍とたくさんおしゃべりもできましたし、一緒に瑠璃さんのためにお料理も作りましたし」
清川「夜更かししたの、久しぶりでドキドキしちゃった。お母さん、喜んでくれてよかった。それに、これからは少し早く帰るって約束してくれて、毎日じゃないけど、一緒にご飯を食べられるようになったんだよ!」
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