第15話
学校
すっかり、俺はクラスメイトから以前とは違う意味で浮いている。
でも、仲良くするよりはマシだ。
このクラスの連中も元連中も、やっていいことのベクトルが外れていた。
だから、妹を傷つけたのは春と夏だったが、このクラスの別なやつが同じようなことをしてもおかしくなかった。
「優、妹さんまだ、目を覚ましてないの?」
秋さんに心配された。
『優って妹いるんでしょ。優と同じで気持ち悪い顔をしてそう』
俺は思わず、隠れて指を立てしまった。
全く心配されたくない相手・・・
「・・・その、優。ごめんね。昔に妹さんのこと悪く言って」
「・・・」
昨日と同じだ。
そして優は理解した。もう誰がどう謝ろうが許さない。
「・・・許さないよ。楽しみにしておいてね。高校中退生活プラス器物破損の前科持ちさん」
よろしければ星をお願いします。星の話数を目指します。
28話まで完成してます。(02:47)
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