地球美術館
空の水色が交わる辺りに
糸のような白い三日月が浮かんだ
桜色の光沢の夕暮れ雲は
文字のようにも見えて
読み解くうちに形を変える
暮れなずむ空の明るみに潜むのは
吟遊詩人の
原初の光への郷愁
刻々と変わりゆく空の色
やがて紫の粒子が下りてきて
その密度がいや増し
月がくっきりと黄色くなるころ
空の鑑賞時間は終わり
山辺に灯が点り始める
https://kakuyomu.jp/users/rubylince/news/16817330665842899791
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます