「恥の多い人生」を「洋楽」に置き換えた『人間失格』かな……と、ちょっとだけ思いました。


「たくさんの人に支えられて、恋をして、いろんなことを経験して更生できました」？
違いますよね。
死のうとしても、落ちこぼれをリサイクルするシステムに取り込まれ、手慣れた人達に懐柔され、
社会に戻ると、そこは相変わらずクソッタレなんですよ。


ロックンロールは、悩める若者を元気づけるためのダシではないし、
死んでいったロックンローラー達も、
「してやったり！これがロックだ！！」などとは思っていないでしょう。

彼らが歌っているのは、苦悩。

死にたい気持ちという化け物は、ひとたび頭の中に忍び込んできたら、一生の腐れ縁でいるしかない。
だから、絶えざる苦しみを吐き出し続けるしかないのでしょうね。

素敵な話の練り方です！お互い、執筆がんばりましょうね🐰