第28話…ゴールデンウィーク②
1988年4月29日
朝10時最初のオーダー「うどん定食」が入ると
次々にオーダーが入って来る。流石にゴールデンウィークと行った所か!?
「親子丼5つ、カツ丼5つ、ジンギスカン3つ」
次から次へと入って来るオーダーに厨房内も活気が湧いてくる!俺は、ご飯を炊きながら他の注文もこなして行く彼女達4人も貴重な戦力である。
「ジンギスカンの肉の盛り付け急いで」
「ちょっと待ってよ〜」
「和ちゃんジンギスカンの方手伝って」
「わかった!」
「由紀子ちゃん丼の方頼む!」
「はーい!」
「加奈子ちゃんうどんの方頼むよ!」
「了解!」
こうしてオーダーを見ながら的確に指示と料理とご飯炊きを両立しないと行けない!
ゴールデンウィークともなると普段の日曜ならオーダーが減る時間でも中々オーダーが減らないのだった。
すると彼女達は突然
「これは清ちゃんに頭撫で撫でして褒めてもらわないと」
と言い出した。
すると俺は
「休憩時間にしてやるから頑張れ」
と言うと彼女達は
「やったぁ〜」
と喜ぶのであった。
でも、この時俺はとんでも無い約束をしている事に気づかないのであった。
……ゴールデンウィーク③に続く
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