第18話…夏祭り①

俺の働く観光牧場では夏休みのお盆の時期に夏祭りと称してイベントを行う。その時に起こったお話です。

俺は由紀子と一緒に夏祭り用のテントを設営をしていた。テントと言ってもキャンプ用では無く運動会などで使うテントだ。

「由紀子ちゃんそこの支柱と梁を繋いで」

「清ちゃん此処で良いの!?」

「そうそうそこだよ~!」

そんなやり取りをしながら順調にテントの設営は進んでいた。

テントの設営が終わると次は催し物の準備だ。

俺達の催し物はたこ焼きだ。業務用のたこ焼き器にプロパンガスを仕入れて今年初めてやるたこ焼き、いやがうえにも盛り上がる俺と由紀子この日の為に毎日厨房で焼き方の練習をしてきたのだから尚更だ。

「由紀子ちゃんじゃあ行くよ!」

俺の掛け声でたこ焼きを焼き始める。

じゅ〜〜ぅ!!と、たこ焼き器から煙と匂いが

テントの周りに立ち込めた。


夏祭りの催し物はたこ焼きの他にはフランクフルトとかき氷があり食べ物はこの3種類で残りは金魚すくいやヨーヨーすくいにスーパーボールすくいなどの催し物だった。


夏祭りの場所は牧場内の自由の広場と言う所で行う。この場所は全面に芝生を敷いており座ると気持ちが良い場所でもある。この場所からレストランを見れば夕方には夕日がきれいに見える場所なのだった。


………夏祭り続く……


PS写真を載せたいぐらいきれいでした。

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