第8話

聴く。

ただ聴いてる。


書いて呟けば反応を示して、『ひとりじゃない』ことを伝えようと。


それだけ。


今のところ、それくらいしかできない。

時に、

自分の思うところのことを開示もする。


ただ、それが吉と出るか、阻害するか。

わからない。



抱えているもの。

それぞれの『その子』たちが、


わかっているのは、親と学校。


おおきいな。

強敵。

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