第2話
ある日急激に男性の割合が減っていた。
そのせいで、一部地域では、価値観の違いや変化が起きることも多々あった。
そして、
「へぇー、羨ましい!!」
「私もビックリだよ!!男の子って本当にそんな居ないないんだ」
春と優の中学校はまだ男子が多少はいた。
春達もそのお陰で、価値観はまだ男女が同じくらいにいた時の価値観に近かったが、この高校では違う。
「私の中学校はここの地域では本当に男子が多い方だったんだね」
と言っても女子20の男子7だが、他の中学は男子が0でもおかしくない。
「・・・じゃあ、やっぱり、私もしてみようかな、裸の写真撮影したり、パンツ盗んだり、髪の毛食べたり」
「うんうん、して良いと思うよ!!好きな人なら尚更」
「・・・好きって私は幼馴染だっただけだし」
そして、春はだんだん優の知らないうちにこの学校・・・この変わりつつある世界の常識に囚われていた。
________
ゆう視点
・・・どうして、みんな俺の写真を当たり前のように、とりあえず先生に言おう、先生に!!
そしと、優は先生に言ったが、相手にして貰えなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます