「潔い」#なくさずの詩より


 綺麗に諦めるか、他人を押しのけても「我」通すか。悩んだ。悩んだ上で目の前の「我」を通すお前を見て、焼かれた焦がれた頭の中で「俺も」と叫んだ。汚いかなんだか、もうどうでもいい。潔く「我」を通して虱潰しにして俺は俺を呼んで俺に成る。

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