2020/12/18 美術品破壊に困惑。市民の財産をどう守る?保管は無駄?市の対応は?
2020/12/18
美術品破壊に困惑。市民の財産をどう守る?保管は無駄?市の対応は?
長野県〇〇市で美術館閉館に伴い、地下駐車場に一時保管されていた美術品の輸送中の事故で3名が死亡した件について、市長は記者会見で「亡くなった方には追悼の意を申し上げる。資料の輸送はもともと計画されていたもので、指摘を受けて急遽実施したというわけではない」と強調した。
事件は2020年3月5日、美術館の閉館に伴い、市役所の地下駐車場に美術品が放置され、一部資料にカビなどが発生していることが発覚したもの。市は当初「美術館では保管費用が過剰であった。財政健全化の一環として対応に問題はない。」と主張。その後SNSなどでの炎上を受け「美術品倉庫へ移設するまでの一時的に置いただけであり、市民の方へ誤解を与えたことを謝罪したい」とコメントし美術品の移動を発表。その輸送中に輸送中のドライバー、同乗していた市職員を含む3名が死亡する事故が発生した。経費削減のため輸送に貨物トラックを利用したという証言もあり、市の財政再建のパフォーマンスの結果起こった事故だという指摘もある。これまでの同市の場当たり的な対応に対し、作品を寄贈していた住民はやるせなさをにじませる。
美術館関係者もこの事件について語る。「作品を意図的に壊そうと思う人はほぼほぼいないと我々は理解しているが、そもそも関係者にぞんざいに扱われた結果として発生する事故には、ちょっともう手の打ちようがない。我々も市民も作品を大切にするために、美術館内では飲み物はバッグの中にしまうとか、筆記用具はボールペンではなく鉛筆を使用してもらうとか、協力の中で運営しているほどです。しかし、肝心の市がこのような扱いをするということは異常な事態であるということを、しっかりと認識してほしい。美術館・博物館を公共のもの、大切なものなんだっていう理解の上で成り立っています。市も他人事ではない。貴重な作品は人に見てもらう環境があってこそ、その価値を発揮する。それを市が貶めるようなことをしていないか、ぜひ市民の皆様にも考えていただきたい」。
市は近々、専門家による委員会を開き、破損した美術品の修復および廃棄についての検討を進めるとしている。
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