花の名は

つい最近、相互の方のDiscordに参加させてもらいました。


執筆者様達が集まっていて、大変賑やかです。

私はまだまだ不慣れですが昨日はお話にも参加できて楽しかったです。


昨日ちょうど、話題がある方の俳句への感想だったところです。


女性視点のややセンシティブな俳句でしたから、「色っぽーい」って雰囲気だったんです。


そこである方が「男性で考えてたらレイティング的にアウト(笑)」みたいなことを仰いましたので、私がまぁなんのことかはわかったのでこういう花がありますよと言っちゃったんですよね。

そこから話が少し盛り上がりまして……なんだかんだ下ネタは皆好き。


その花は、天人唐草、瑠璃唐草、星の瞳の別名で呼ばれ、早春の頃ネモフィラに似た小さく可憐なコバルトブルーの花を咲かせます。

花言葉は「信頼」「忠実」「清らか」。


一見、なんでこの花から下ネタ?と思うでしょう?

理由はこの花の和名にありました。


花の名は……「オオイヌノフグリ」です!

漢字で書くと「大犬の陰嚢」

えぇ、つまり、犬の金○マですね。ゴールデンボール。

由来は元々、日本には「イヌノフグリ」という花がありました。

これはこの花の実の形が犬のふぐりに似ていたからこの名前が付けられたようです。

そこに明治頃にアジアなどから渡ってきた青い花。

見た目が「イヌノフグリ」に大変似ていて少し大きかったので「オオイヌノフグリ」という和名がつきました。

……被害者じゃん。


ちなみに「イヌノフグリ」は「オオイヌノフグリ」と生態、生息域がだだ被り、どんどんその数を減らし絶滅危惧種になっているのだとか……!


ちなみに私が「イヌノフグリ」の由来をなんで知ってたのかというと、たしかマンガ「鬼灯の冷徹」の中で紹介されていたからです……ちょっとうろ覚え。


さぁ、皆さん一つ賢くなりましたね!

春先に青く小さな可憐な花を見かけたら犬の金○マがちらつくことでしょう。


最後にこの俳句を紹介します。


いぬふぐり星のまたたく如くなり 高浜虚子


「イヌノフグリ」の花の美しさを星に例えた素晴らしい句ですね。


P.S

英名はキャッツアイだそうです。

犬なのか、猫なのか……。











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