比喩表現
・オナラの勢いでズボンが裂けたような炸裂音が我々の耳を
『テンプレ』
・禍々しい雷のような物を帯びた豚の角煮は、筋肉質な石油王の尻を叩いた時のような音ではなく、オリハルコンなどの硬い金属にグレープ味のグミをぶつけた時のような「バヂンッバヂンッ」という耳障りな音を立てながら真っ直ぐにルイへと向かって行く。
『魔王エ口サイ卜』
・その美しい声――譬えるなら小鳥のさえずり、或いは湖畔で歌う妖精の歌声、また或いは中途半端に良い匂いのする入浴剤でうがいをする天使の鼻声…………のような美しい声で続ける。
『地球を征服しませんか?』
・あ、くっさ。やっぱクッサ! 近くにきてわかったが思った通り香水臭い……例えるなら春先の花畑で歌っている妖精の足の裏に付いた甘納豆の匂い。
『テンプレ』
・その玉座の間の玉座に――不遜としか言いようがない、肘掛けに頬杖をつき両脚を組んだ天使のような魔王。顔立ちの良さやトイレットペーパーのように真っ白でトイレットペーパーのように良い匂いのする背中の6枚の翼は頭に輪がないだけで正に天使……といった感じの魔王だった。
『魔王エ口サイ卜』
※すみませんスマホスクロールの件を忘れていて、一つにまとめてこの長さになってしまいました……。
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