第2話後生悔恨故愛染成る

やはり人は食えぬし

薄汚い欲望に溢れてた珍味だから

わざわざ持ってきたというのに


だってなんかきもいし..................。

はぁー、もういい

っこの際だ........




さてレン、今日で15歳だ

これからは自分欲望赴くまま

生きてみよっ

名乗りは アイゼン・レン

このアイゼンは決して軽くはないぞ

名乗りは慎重に..................いや、よいか

生かすも殺すもまた欲望赴くままだ


大丈夫何もせずとも

よっぽどの事が無い限り負けはしないだろう

え?

ドンっバサっ........................いてててっ


風が木々を揺らす音がよく響く森にいきなり

放り出された..................

まじかー夕飯に多分盗賊らしきおっさん達並べて食えって

嫌がるでしょ普通ー

なら丁度いいしこれからは一人でって


まぁちゃんと悪魔なら食べるのかも

知れないけどさ、変に人間の頃の

記憶があって抵抗あってなー

人間と悪魔のハーフらしくてね俺、

最初は混乱したな

でもそこは悪魔不思議な念話で

落ち着かせてくれたり


人間の欲望とか渇望、夢食べてて、たまに絶望が好きな

まー色々な悪魔いる事や

そういった記憶の概念や思念が混ざるのはよくあるみたい


んで悪魔の一人前は15歳から強さ?魂的な感じの

ゲーム的にいえば経験値稼ぎだなをする


翼も角も尻尾もないから

外見は、

髪色: 黒

瞳色:深紅

体: 170cm体型普通だと思う。

でもはだがしろすぎだな

日焼けとかするのかな?


人として町で過ごすのもありか..................

でものせいかどーも嫌いの、


気持ちのがでかい

おっさん達食べたらそれこそ

共存は絶対に無理になるしね


死に体だったからか何とも感じなったし

コミュニケーションしたら

どんな感情になるのかまだ想像もできてないし..................


兎に角まずは居住スペース確保することだな


まずは自分に出来る事を..................


必要最低限の生活が目標だな

軽く深呼吸して耳を澄ます...

するとだんだんと

森の中で微かな動きで

小動物が葉や草むらの中を動くの感じられるし

食い物は大丈夫そうとりあえず今はね。


小川の流れや、木の葉が風に揺れる音する


しばらく獣道を歩いていると

ざあーざあー水が勢いよく落ちているような音が聞こえてくる

たきかな?

獣道を抜けて現れた壮大過ぎる光景に絶句する


お、おぉおすげーなきれーだ

すげー

悪魔のハーフとかふざけた存在に

なったにも関わず今更ながら

異世界っぽさに感動した

自分の事って実感わきずらいもんだしね


ん?あの滝のなか空洞があるぞ‼


若干興奮しながら中に誘われるように

吸い込まれていく..................

不気味なほど静かな空間で

何故か息を潜めて進んでいて


ふとっ自分の足音も聞こえない事に築き

..................。

ドクンっと

自分の中の警報が

ここからでろと囁くと


同時に行き止まりに差し当たり

まるで寝ているかのような姿勢の骸が

ひどく疲れた声で、

俺に囁いてきた..................。

私を殺してはくれまいか?


あーー残留思念ってやつかな?

男性か女性かは知らないが

あなたは、

骸じゃろ?知っている

モンスターのスケルトンに

成り果てもここで

待ちたかった‼


だけど噂が聞こえてきては

否定して

されど噂が聞こえてきては

絶望して


あんなに必死に守りかばい

罪を被って共に生き逃げようと

っのに....なのに‼

その待ち人はそんな約束などしらんと

他の人と、あー

もういいわかった


んで?


俺に送って欲しいと?

でも俺は悪魔と人間のハーフだし

癒してはやれないよ?

.................。

それはおかしいではないか....。



なら何故私が見えてる?

私はあの者の裏切りに憎悪している

もう名前もわからぬ人間に憎悪していて

焦がれている復讐をっ‼

そう、そのどうにもとまらない

やるせない苦しい悔しい


気持ちに共鳴しているから

来てくれたのだと思ったのだがの..................。


あぁぁぁ..................。

そうなのかっ瞬間かちりと納得してしまった

それらと同時に右目に熱が走り金色に光る

ツ..ッ...............。

人の執着,愛着,嫉妬,愛憎,怨恨,怨毒,悔恨

その醜い感情に感動している


そのドロドロした何かは危険なほど甘味だ


絶頂に近い感情を抑えて

金色輝く右目を抑えながら...。

応答する。それに

俺が応えて得られる物は?


私は生前聖職者だった。

その私が受け入れあなたに

食われたなら聖適正も得られるはずだ

もし町にいくなら必須のはずだ

悪魔に聖適正が備われば弱点が消える


ふぅその願いの果てに天に帰れると思うなよ?

百も承知だ。

まるで初めから知っているかの様に

レンの右目と同じ色の金の針

レンの左目と同じ深紅の糸

骸の蒼くくすんだ炎が燃える心の臓に刺さると一瞬

火力が増したかのようにひろがったら

風前の灯火にまで萎む

本能で解る、あれが骸の魂で俺に流れていく感覚


おいっ骸‼敢えて名は聞かないが俺の名はアイゼン・レンだ

!!!!!そうか魔の王の,レン様に感謝を

そーゆーのはいいよ。なるつもりも実感も実績もないしな

ただ骸には教えた多分俺が名乗る時は.................


深紅の糸は骸がその相手にしたい願望成就だ例外無く[初めて使う]


いかなる場合も

いかなる理由も問わず


祝福からは逃れられない


現,天,地,すべての場所で

現,死,幽,すべての状態に関わらずね


効果と代償は=


ひどい目に願えば

ひどい目に

幸せを願えば

幸せに


それはきっと愛で

それはきっと毒で

少し量を違えば死で

少し量を違えば幸で

それをあなたはどう使う?


金の針はお互いの心の臓に

金の針はお互いの気持ちも共鳴する

分かり合う幸せだね


レン様はひどいお人だ

勿論後悔と懺悔に苦しみに

魂の救済を[絶望]



では、逝ってらっしゃい.................

ああぁダリアいまいくね


さらさらー骸がサラサラキラキラと輝きを

俺の中に入ると

物凄い熱量の快楽がくる

んあっが、ぁんぅー

ふぅ人前でできないなこれは経験値の暴力故か

まだ判断はつかない

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