蛆湧く身 願うはひとつ 吾子の幸
蛆湧く身 願うはひとつ 吾子の幸
うじわくみ ねがうはひとつ あこのさち
季語:蛆
怪我をした箇所から蛆が湧く。
蝕まれていく体と、遠くなる痛み。
このままこんなところで死なねばならないのか。
目を閉じれば鮮明に思い出す、可愛い我が子の顔。
どうか、どうか幸せに。
沢山の幸せが、あの子に訪れますように。
ただそれだけを、祈る……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます