第45話 疑惑の行楽

 今日は娘と私の主治医が同じなのですが、先月同じ医院長先生に「お母さんは遊びの予定が入っていないみたいだよ」と娘が話されて、その帰り、「ママ、上野動物園に行こう」とお誘いいただいたのです。

 ただ、お盆は夫が石になっており、家にいるのにわざわざ出歩くのも変だし、混雑する時期だったので、8月21日になりました。

 昨日は、明日の為に髪も綺麗にしたし、肌がリスカのようだと娘に言われる程むけてしまって指の付け根も筋が入っていたので、合わないと分かっていても薬で手入れをしました。

 寝る前に、明日の天気を夫に聞くと、もの凄い形相で、「ああ?」とやくざ風に言い、「スマホで調べろ」って言われたから、言われたままでは悔しかったので、「天気を知りたかったのではなく、話をしただけだ」と伝えると、「時間を考えろ」と言われ、おっさんは高いびきですよ。

 翌朝、私はいつも「おはよう」と言うのですが、起きて直ぐにスマホをずっと触っていて、声もかけない上、起き上がったかと思えば、いくら靴下をはくとか身支度していても無言で気味が悪かったです。

 出るときは、声をかけられたのですが、「おはよう」は言ってくれと私だって伝えるときは言いましたよ。

 鍋がぐつぐつと煮えた熱い腹で、起きてこっちにこない娘にどうしてメモしなさいと言ったのに、自分の病院と動物園の交通費を割り出さないんだと言ったのを切っ掛けに、なにがどうなったか分からないけれども、娘が大きな声だからと息子が起きてきて遡って文句を言っていて、最悪になったので、電話は夫から禁じられていたのですが、年に何度かの電話をかけました。

「ほっとけ」と言われておしまいです。

 うちは、病人だらけですからね。

 とっくに動物園に着いている時間になって、嫌気がさして、娘に着替えて外に出るように言い、楽しくメイクして出掛けようと思ってましたが、私はすっぴんで出ました。

 本当は二人で日焼け止めを塗ろうと思っていました。

 だから、明日の天気を聞いたのに。

 その後、散歩をしました。

 使ったお金は、コンビニで七百円、百均で四百四十円でした。

 とてもお金がないらしいから、きっとどこへも行けないんだろうね。

 必要なもの最低限ないと困るものは、金額を調べないと夫に申請できないので、もらえません。

 全員そうです。


 創作の方は、資料映像となる風景や人物の生活を撮影したものを動画でみていました。

 また、古典では時代がひとつ前になりますが、雰囲気は掴めるかと読み物をおさらいしていました。


 ホームページは、よく分からなくなって、古い黒いパソコンのデータは弄った挙句、フラッシュメモリーで物的に移行するのが一番ましかと思いました。

 FTPでは、私の技術では無理でした。

 同じ設定から同じ設定にはできるのですが、他の設定へと移せないのが難点でした。

 そんなの朝からやらなくていいのに、怒っていたから片付けたくなっていました。

 メタタグが乱れたせいか、四つあるホームページの一つのトップページが、文字化けが激しく、元の文を思い出せないので、削除したうえで、リンクのスタイルシートだけ整理するしかないと思いました。

 特にその辺の所は分かっていないので、面倒です。

 他の家族は余計分からないから、声をかけると反感をかいます。

 私はウマとシカを見に行かなかったからこうなったんですね。


 娘とは散歩しましたが、帰宅して夕方には雨です。

 洗濯物に慌てました。

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