第6話 関東から雪国へ移住した話①

※お品書きの一つ前の、「えりぃの作曲」はYoutubeにアップしたいな……などと思っているので、アップできたら書く予定です。



さて、本題の「関東から雪国へ移住した」話を始めます。


それは数年前、結婚を機に雪国へ移住することになりました。

満員電車で揺られる毎日でしたが、それから解放される喜び。

水も美味しいし、空気も美味しい。


夏に引っ越しをして、幸せな日々でしたが……。

秋が深まった頃、突然、私の身に異変が起こりました。


ある日を境に、食べ物が喉を通らなくなったんです。

白ご飯を食べても消化がうまくいかず、ツブツブが胃の中にある気がして、ずっと違和感がありました。


そのときの私の状態。

ペーパードライバーだった私は、自由に乗れる車はあったものの、車に乗るのが怖くてどこにも出かけられない。

仕事は失業保険をもらいながら探すも、田舎なので事務仕事がない。あっても、仕事内容は都会よりも忙しいのに給料が安い。


病院で胃カメラ飲むも、「胃はとても綺麗です」と言われる始末。


原因のわからないままではダメだと思い、関東に里帰りした際に、初めてメンタルクリニックに足を運びました。

そこは人気のクリニックなので、一時間以上は待って、先生に話を聞いてもらいました。


そこで先生に聞いたのは、環境の変化があるのはストレスが高まるということ。

「あなたはどんな自分になりたいですか?」と聞かれたこと。


私は……車も自由に乗りたいし、仕事も見つけたい! それに郷に入って……のように、田舎に骨を埋める気で、この地でしっかり立って生きたい!


漢方薬をもらえるだけもらって、田舎に戻ってきました。


それから12月頃、無事に就職先を見つけるわけですが……その頃にはすっかり体調も良くなりました。


里帰りした時に車の練習をして、仕事も見つけ、私が自分の中で気になることをクリアできたことも、体調が良くなった結果に繋がったのだと思いますが……。



ある時、私の体調不良の原因はメンタルだけではなかったことがわかりました。


私の住んでいる雪国は、10月から4月まで暖房を使います。

5月になった途端に冷房をつけ始めるくらい、

四季があるはずの日本で、夏季と冬季しかないのかと思うくらい、

寒暖の差が激しい。


冬は寒いのに、夏も関東以上に暑いんです。

ここで、雪国は避暑地だと思っていた前提が崩れました。

避暑地じゃなかった!


そう、体調不良の原因は寒暖の差ではないかと、私は考えています。

耳に冷たい風が入ると、体に不調が出るのだとか。

体調不良になったあの10月は、暖房をつけるのをもったいないと躊躇して、我慢していたんです。これが良くなかった。


今ではもう、冷暖房は自分の体調を守るために、しっかりと使っています。

そのおかげで、体調不良は起こらなくなりました。


他にも、関東と雪国の違いがあるので、次の話に続きます……。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る